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せかいはせーりつされたことがらのそーたいである

🌽🌽人類の起源はトウモロコシ🌽🌽

 

ダーウィン「人類は猿人🐒から進化した」

メソアメリカ先住民「人類はトウモロコシ🌽から創られた」

 

画像はメソアメリカで祀られていたトウモロコシ🌽の神🌽🌽🌽🌽

 

そんな、トウモロコシ🌽をこよなく愛する文明、古代トウモロコシ文明🌽🌽の特別展が東京国立博物館で催されていたので行った。

 

・・・が、閉まってた。月曜日は博物館の休館日だった。

 

気を取り直して後日、出直した。

 

ここで白状すると実はトウモロコシ🌽に興味はない。ただ「トウモロコシ🌽から人間が産まれた」というキャッチーな神話が記憶にこびりついてしまっただけ。あとトウモロコシ🌽の絵文字かわいいし。穀物の中で一番かわいい顔してる。ただそれだけ。トウモロコシ🌽の事なんて好きじゃない。

興味はメソアメリカの文明で行われていた生贄の習慣にある。死と密接な文化の中で創られたさまざまな出土品が好き。それらのどれもが恐ろしくて、それらのどれにもべったりと死が貼りついている。

現代の高度に発展してしまった文明は安全で、死を感じる事なんて滅多にない。むしろタブー視されて意図的に隠されているようにも思える。だから普段は生きている実感もなく、曖昧でぼんやりした感じしかしない。生を、輪郭をもって感じる為には対比となる死が必要だと思う。

メソアメリカの出土品を見ると、なまぬるい現代社会に浸りきった脳に電撃が走る。どれもめっちゃ怖い。死が身近に存在する文明で創られた出土品が生の輪郭を縁取る。だから生贄の習慣のあったこれらの文明に興味があって、古代メキシコ展に行くのをとても楽しみにしていた。

とても楽しみにしていたから、行って定休日で閉まってた時、すげえショックだったよ!

 

展示品はどれも怖い。髑髏とか不気味な立像とか。神様を模した水瓶や、生贄の心臓を置いていたと言われているチャックモールは、求めていた古代メキシコ独特の造形で、満足。

 

特に怖かった展示品はこれ。人間の頭蓋骨が置いてあった。眼孔に貝殻と鉱物が嵌め込まれていて、前頭部に開いた小さな穴はかつて毛を差し込んでいたらしい。写真ではわかりずらいけど、眼孔に嵌まった鉱物が化学変化の為か隆起していてグロテスク。

 

思えば現代日本で頭蓋骨を見る機会なんてあまり無い。火葬された親族の人骨もボロボロの状態で出てくるよね?

 

特に不気味だった立像はこれ。こいつと鬼ごっこをするホラーゲームを作ったら、そのゲーム実況がニコニコ動画で流行りそう。洋館の中で追いかけてきそうなビジュアルをしている。このような人型の像は他にも多く展示されていて、いくつかは副葬品として遺体と一緒に埋められていたっぽい。

 

これはトウモロコシ🌽の豊穣に欠かせない、雨を司る神様を模した水瓶。音声ガイドを購入して聞きながら見て回ったんだけど、声優の杉田智和がこの雨の神様の役を演じていた。

 

これは有名な、チャックモール。腹上の台に生贄の心臓を捧げたとか。まだかすかに蠢いて、血が滴る心臓が見える・・・?

メソアメリカと言ったらイメージはコレだった為、見れて良かった。

 

このイメージは幼少期に遊んだニンテンドー64ソフト「バンジョーとカズーイの大冒険2」のステージ「マヤヤンしんでん」で形成された。しんでんの頂上にあるチャックモールの腹上で聴くこのステージのBGMが最高。

youtu.be

 

ついでに、CIV6の食料のアイコンはトウモロコシ🌽であると、トウモロコシ🌽の絵文字を入力しまくっていて気づいた。

 

皆さんもスペイン人と感染症に注意しながら、豊かなトウモロコシ🌽生活を送ってください。あと東京国立博物館は月曜日が休館日です。注意しましょう。