H8K2

せかいはせーりつされたことがらのそーたいである

人間が怖い

俺以外の人間はそれぞれが各々違った規律をいくつか持っていて、それらの規律が垣間見え、俺がそれにそぐわないと認識したとき、俺は圧迫感を感じる。この圧迫感が非常に嫌いだから、俺は人間が怖い。正確には、俺にそぐわない規律を持っている人間が怖い。しかし、だれがどのような人間かは一面を見ただけではわからないので、結局、無差別に人間が怖い。(人の全面を見ることは理論上不可能なので、結局、どうしようもなく、無差別に人間が怖い。)

そして俺は、ものすごくストイックなので、厳しい規律を持っているため、俺以外の人間も俺が怖い。俺と俺以外の人間は相思相愛なのである。